楽曲紹介(Kon-Chan解説)


EC-2606

EC-2609 Red 赤

■DREAMS
1990年代初めのころは、もうすぐ来る2000年という未知の未来にワクワクするとともに未体験の世界に不安が広がる、不思議なお祭り騒ぎな時代だった気がします。そのころ、やっとELLISがデビューを果たし、一枚目のアルバム「LOVE IS HERE」の後、2枚目の「きっと、せつない」へ向かう頃に作られた曲で、とあるスポーツ店のために書き下ろされた曲です。当時のアルバムに採用はされなかったけれど、とにかくスポーテッシュな元気な頃の曲なのでした。このころは衣装もハデだった気がします。

■ダイナマイト・ハネムーン
DREAMSと同じころに作られた、まさにelliらしい、攻撃的イタズラでぶっ飛んでてカワイイ歌詞が光ります。まだこの頃は東京タワーが日本で一番高いタワーだったし、「ポラロイド」など、まだデジカメの登場する前の時代の中、未熟だけど懐かしいアニメのようなイメージが光り、広がる、夢で見るようなワクワクするワールドなのでした。

■LITTLE LOVE
「小さくても大きな事がある」という副題があった曲で、コード展開的には、後に作曲された「ハートじかけの未来」の原型のような曲です。まだ携帯電話が無い時代なので、家電話の「受話器を置く」というところが、切なく、ドラマの1シーンに見える時代だったのです。

■天使みたいなペテン師
これもマーチン35を多摩川の淵に止めた車の中でかき鳴らして作った曲。elliの歌詞のとおり、恋するって、あこがれと期待、不安と絶望、ジェラシーと待ちきれない気持ちの交錯する、今日は天国、明日は地獄の連続ドラマですよね。「ああ、生きてる〜っ」て否応なく感じさせてくれる「恋」のど真ん中のドラマが込められています。elliは当時から「恋愛」こそが様々な歌詞をかかせてくれたのだ、と言ってました。

■MORE THAN FRIEND
女子にとって「友達」と「恋人」との境界線に「グレーゾーン」があるなんて知りませんでした。そんなグレーゾーンの歌詞が男子にとっては新鮮な?曲で、シングルで出たELLISの「瞳で話しかけないで」の少し前にできた曲です。小雨降るような陰りのある、ちょいとアンニュイな色彩のサウンドが近藤は大好きなのでした。

■アクロバットな恋だから
意味深で思わず「?」って考えちゃうelliの歌詞と、ちゃらんぽらんで横ノリなミュージシャンが合わさった楽しい曲です。真面目に敷かれた線路の上を走ってると、ときどき羽目を外したくなるモノ。ELLISのワールドの中ではそんな衝動で生まれた位置付けです。

■Kissが好き
昼と夜、それは太陽のまわりを地球が廻ってることのプレゼント。陰と陽、プラスとマイナス、北と南、自然には対局の事象がたくさん渦巻いています。男と女もしかり。なぜ対になって世界は、時間は廻ってるんでしょうね?太陽と月がよくその対比にでてきますが、どちらもきっとわたしたちには必要でとても大切なんでしょうね。

■最後の恋人
波乱の独身生活から将来の結婚を考えたりするような時期なってくると、100%確信なんて無いけど、とにかく運命にまかせて行っちゃえってのが常套句になったのは私だけ?。幸いにも未来は何が起こるかわからないし、だから楽しいし、怖いけど、どうせわかんないんだから考えても仕方ありません。楽しかったり、 嬉しかったりするベクトルをたぐりよせて一生懸命に生きていくのが人間なのですね。

■PARADISE
ちょうど、1992年に発売された「Fragile」に収録されてる「PURE SONG」と同時期に作られた、まっすぐなelliが聞けるバラード。ミュージカル出身だった彼女の歌詞は、音の中で見えるようなドラマとして発芽していき、この頃からこころの景色を声という筆で音のキャンバスに彩るように描く様になっていった感があります。



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